BUDDHA BRAND”REMIX(KRUSH GROOVE 4)” – ジャケネタ(日本語ラップ)【8】

BUDDHA BRAND_REMIX(KRUSH GROOVE 4)
HEINER STADLER_BRAINS ON FIRE VOL.2

BUDDHA BRAND”REMIX(KRUSH GROOVE 4)”(12″)

HEINER STADLER「BRAINS ON FIRE VOL.2」(LP)

またしてもBUDDHA BRAND作品からで、今回はBUDDHA BRAND名義では唯一となった、短冊CDシングルのメイン”天運我に有り(撃つ用意)”をB面に収録した12″。
“BUDDHA PORNO ALLSTARS(女体の狩人のテーマ)”並みに卑猥なリリックの”KRUSH GROOVE 3″(12″のみ、消し無しの無修正バージョンで収録!)を同ビートで、SUIKENを呼び込んだREMIXがメインなんですが、片や裏の”天運我に有り(撃つ用意)”はトヨタのCMソング(!)だったんで、このA/B面のコントラストこそ当時の無敵状態だった彼等の勢いを物語っている気がします。
ただ、短冊CDシングルのジャケよろしく、同時期にNIPPSの脱退劇もあり、一般層への認知がジワジワと広まって正にこれからというタイミングで、グループの推進力が下がってしまったのは本当に残念に思えてなりません…。
続いて12″の4枚連続リリースが99年、ベスト盤的1STアルバム「病める無限のブッダの世界(BEST OF THE BEST)」が2000年で、アルバム収録曲(ラップ入り)にはDEV-LARGEとCQの2MC体制以降に録音した楽曲が殆ど無かったこともあり、一番リリースして欲しかったタイミングを外してしまった印象が否めないかと。

ネタ元は、ジャズ畑のピアニスト、HEINER STADLERの「BRAINS ON FIRE VOL.2」。
インプロの魅力がバッチリ楽しめる楽曲が並んでいますが、DEE DEE BRIDGEWATERとREGGIE WORKMANのセッションが華やかな”LOVE IN THE MIDDLE OF THE AIR”がとりわけスリリングかと。
ただ、DEV-LARGEが引用したジャケの認知度の割に(?)、肝心の中身はあまり認知されていない気がして少し複雑な思いもありますね。
例のごとく(?)、今回はジャケからはデザインだけで、音の方からのサンプリングは無し。

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