久保田利伸”TIMEシャワーに射たれて…” – 日本語ラップ以前【20】

久保田利伸_TIMEシャワーに射たれて_表
久保田利伸_TIMEシャワーに射たれて_裏

久保田利伸”TIMEシャワーに射たれて…”
(CBS・SONY/JPN 12″/12AH 2131)

A-1 TIMEシャワーに射たれて…
B-1 流星のサドル(DUB VERSION)
B-2 TIMEシャワーに射たれて…(DANCE REMIX)

KREVAがラップするきっかけにもなった、和ブラコンラップ歌謡の金字塔!

“HIT BY A TIME SHOWER”!
デビュー作「SHAKE IT PARADISE」と同年の年末、86年(昭和61年)にリリースされた久保田利伸の2NDシングル”TIMEシャワーに射たれて…”は、国内ではKREVAがラップするきっかけになったともいわれる、キャリア初期の代表曲。
前回紹介した”失意のダウンタウン”に比べると、ド頭からフィルター無しのラップパートをバッチリ配置し、よりブラコン感が増したダンサブルで派手な作りなんで、久保田利伸のラップ曲と言えば本作を思い浮かべる人が大半のはず。
抜群のリズム感でラップ自体は上手だけど、改めて聴き返してみると若干韻も意識してるかなという箇所がある程度なんで、どうしてもキャッチーなフックまでのブリッジという印象は否めない感じ。
ただ、ラップ歌謡というよりも正統なダンスミュージックの流れから、ラップをラップとして(?)真っ当に取り入れているんで、早口言葉とかお経っぽいものなどとはアートフォームの完成度として、まったくレベルが違うことは付け加えておきます。

Hi, everybody 夜越えてく
銀河の彼方でサイクリング
キラリ星が流れれば
時々ドキドキ By me love
街が声やノイズで散々さんざめく頃なら
空にまたたく金星も(Shake it paradise)
震える拳 Quake’n quake
握りしめたこの勇気
今、立ち昇る風に息をたずさえ
路地裏の楽園を後に、さあ舞い上がれ
大地はオーディエンス

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地上を見下ろしたままのロードレーサー(ロードレーサー)
透明な天使がそぼふる Top of the hill
真っ白なマイ・シャローナ
雪のカーディガン、身に纏い
恋の足跡見つめた(Of baby sexy eyes)
季節の終わりと始まりがあるのさ
きっと時間は戻らない儚さよ
Everybody say yeah(yeah)
Say yeah(yeah) 心のカーニバル

久保田利伸”TIMEシャワーに射たれて…”(RAP VERSE)

調べてみると、意外にも(?)当時のオリコンチャートでは最高35位、キャリアを代表するヒット曲とまではいかないものの、EAST END×YURI”DA.YO.NE”、小沢健二とスチャダラパーの”今夜はブギー・バック”辺りが94年にスマッシュヒットを飛ばす以前の時期だと考えると、KREVA然り、後世に与えた影響は非常に大きかったと思います。

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