BUMPY KNUCKLES”A PART OF MY LIFE” – 声ネタ(日本語ラップ)【16】

BUMPY KNUCKLES_PART OF MY LIFE_表
BUMPY KNUCKLES_PART OF MY LIFE_裏

BUMPY KNUCKLES”A PART OF MY LIFE”(1999)

長年不遇だったソロマイカー、FREDDIE FOXXXが起死回生で改名したBUMPY KNUCKLES名義で、キャリアをリスタートした99年のカムバック曲。
FREDDIE FOXXXは元々はRAKIMの代わりにERIC Bと組んでデビューする予定だったという話もあるぐらい、80年代中期頃からキャリアをスタートさせた古参MCですが、この頃はQUEEN LATIFAHや45 KING等と共にFLAVOR UNITの一員になるもブレイクできずで改名、という時期だったはず。
以降にはタッグ作もリリースすることとなる御大DJ PREMIERがプロデュースした本作は、改名~リスタートにあたっての全編がMCとしての決意表明にも似たリリックだけにMC人気の高い一曲だと思いますが、フックの最初の一節がピックアップされています。

Rhymin’ is a part of my life

NORIKIYO_IN DA HOOD

神奈川は相模原をレペゼンするクルー、SD JUNKSTAのリーダー、NORIKIYO”IN DA HOOD”(2007)。
ソロデビュー以前はK-NEROとして活動してて、V.A.「CONCRETE GREEN」シリーズの初期にはその名義で楽曲も提供してましたが、その後NORIKIYOに改名してのソロデビュー作「EXIT」からの人気曲!
自身が手掛けた中国古典のLIN WENZENG”BLANKET FOR COUPLES”を使用(ちょい後のS.L.A.C.K.”逆流”とネタ被りしてるけど何気にこっちのが早い!)した中華テイストのビートと、タイトル通り、地元・相模原のストリートでの日常を歌ったリリックに合わせたBUMPY KNUCKLESのシャウトはちょっとテンション高過ぎな気がしないでもないけど、ワードのチョイスは完璧。
いくらDJ PREMIERが手掛けてる楽曲とは言え、クラシックと呼ぶには若干小粒な気もする選盤に、逆にニヤリとさせられます。
また、「EXIT」内ではDJ ISSOがスクラッチャーとして参加した”DO MY THING”/”黄昏公園”がありますが、いずれも日本語ラップの声ネタを擦っててUSラップ使いは”IN DA HOOD”のみになっています。

0:20~

完全に余談ですが、思い返すと2000年代のシーンは2006~7年、SEEDA「花と雨」(2006)、SCARS「THE ALBUM」(2006)、ANARCHY「ROB THE WORLD」(2006)、サイプレス上野とロベルト吉野「ドリーム」(2007)、SHINGO★西成「SPROUT」(2007)、そしてNORIKIYO「EXIT」辺りの名盤が次々リリースされ、シーンに若干の世代交代が起こって活発化した印象があって(V.A.「CONCRETE GREEN」シリーズから起こった流れと言ったらそれまでだけど)。
当時は新世代として登場した面々だけど、当然ながら前世代より少し若いから選ぶ擦りネタ一つとっても、自分達の世代にフィットした音源を持ってくるとそっちも前世代より若干若返る感じが面白く。
こういうちょっとしたネタ選びにこそ手癖感と言うか、年齢とか趣向がけっこう出るよなと思いつつ、その辺りの世代・時代感も含めて読んでニヤニヤしてもらえたら良きかと…!

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