FC2のフリーブログから引っ越し、独自ドメインで1から始めた当ブログ、このGWでついにオープン1周年を迎えることが出来ました！
オープン当初と比べると更新頻度はやや落ち気味ですが、最近は「ポスト数」よりも「質」を意識してるんで、1記事辺りの文字数を増やしてたり、過去記事もメンテナンスなどもチョクチョクしてたり。
いまだにSNS経由が来訪のメインの導線ではあるものの、半年を過ぎた辺りからは徐々に検索流入も増えて、キーワードによっては検索で上位表示もされるようになってきたんで、今後も頑張っていきたいなと。
で、本日はそんなめでたい一日に聴きたい、環ROY”めでたい”と”ハッピーバースデー”の2曲をピックアップ。
“めでたい”は蓮沼執太がプロデュースしたことが話題で、(B面ながら)7″でもリリースされたし、2017年の5THアルバム「なぎ」の中でも目立ってた一曲だったように思うけど、MVは作ってなかったのね、意外。
環ROYと蓮沼執太は、2013年の4THアルバム「ラッキー」に収録された”YES”/”そうそうきょく”/”仲間”の3曲をプロデュースしたことが縁で、以降に蓮沼執太フルフィルに環ROYが参加、共にNHKの教育番組「デザイン あ NEO」で共に音楽を担当する等、密な繋がりが続いています。
改めて30代の環ROYを見直してみると、ちょっと菅田将暉に似てる気がする…。
プロデュースは口ロロの三浦康嗣で、2011年の3RDアルバム「あっちとこっち」の冒頭を飾った一曲。
環ROYはまだまだ現役だけど、キャリア中期以降、サウンド面でどんどんミニマルな方向に研ぎ澄まされていくんで、アルバム単位だと個人的には「BREAK BOY」や「あっちとこっち」ぐらい手数が多い時期の作品の方が好みだったりします。
“めでたい”も”ハッピーバースデー”もパッと見はお祝いソングっぽいのに、よく聴くと両曲共に失恋をにおわせてて、別れを機にまた明日から新しい営みが始まるみたいな、そんなニュアンスが似てる曲だなって前から思ってたけど、故に直球の能天気なパーティーソングにはなってないわけで(ちなみに、”めでたい”はぜんぜん言及されてないけど多分”目出度い”/”愛でたい”のダブルミーニングよね…？そもそも同じ言葉みたいだけど)。
誕生日ネタの日本語ラップとかだと、例えばDELIの”今夜はバースデーバッシュ”みたいにパーティーで祝うんじゃなくて(別にそれもイイんだけど)、吉日だからこそ、そこへ至るまでの普通の営みに感謝し、明日からの毎日をまたサバイブしていく、そんな感覚が店主には心地良く。
背伸びしてない、等身大がちょうど良い塩梅のリリックも一部抜粋しておきます。
声を聴く、めでたい、ありふれた営み
環ROY”めでたい”
好きな人、会いたい、布団くるまる、また明日
声を聴いた、めでたい、今日も僕らはいつか見た風景の中
好きな人に会いたい、願い湛えて、布団からおはよう
声を聴いた、めでたい、今日も僕らはありふれた営みの中
好きな人に会いたい、願い、布団を飛び出ておはよう
だから、向き合う事は
環ROY”ハッピーバースデー”
本当の意味での手がかりかもな
理解する事は肝胆、だけど簡単じゃねぇ
洗い物片付ける台所
そこからまた始まって行くのだろう
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