
表紙 – KID CAPRI
表紙はKID CAPRI、98年10月号!
2NDアルバム「SOUNDTRACK TO THE STREET」リリースのタイミングだけに、同作の話がメインではあるものの、それ以外の内容が濃過ぎて、濃過ぎて…。
(故)MAKI THE MAGIC、MASTERKEY、YUKIJIRUSHIの3人の対談では、KID CAPRIのスロウ・ジャムの定番セットが掲載。
MILES JAYE”LET’S START LOVE OVER”
FRONT – OCTOBER 1998
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EUGENE WILDE”GOTTA GET YOU HOME WITH ME”
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MARVIN GAYE”SEXUAL HEALING”
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DENNICE WILLIAMS”FREE”
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DEBARGE”STAY WITH ME”
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PATRICE RUSHEN”REMIND ME”
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SHALAMAR”THIS IS FOR THE LOVER IN YOU”
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ZAPP”COMPUTER LOVE”
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ROGER”I WANT TO BE YOUR MAN”
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KEITH SWEAT”MAKE IT LAST FOREVER”
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ISLEY BROTHERS”BETWEEN THE SHEETS”
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BARRY WHITE”PLAYING YOUR GAME”
この辺りは、TAPE KINGZからのミックステープ・シリーズでもお馴染みのはず。
店主もこの辺はテープが伸びるぐらい聴いたし、もし未聴って人が居たら教科書として是非。
特集 – BEATS, RHYMES & CUTS!
その上、80’S~90’Sのスクラッチ・クラシック40選「BEATS, RHYMES & CUTS!」の特集ページも有り。
CASH MONEY”SCRATCHIN’ TO THE FUNK”やEPMD”YOU GOTS TO CHILL”みたいな古典から、当時はまだ出たばかりだったであろうDILATED PEOPLES”WORK THE ANGELS”やP.B.W.”RUN THE LINE”、BEASTIE BOYS”3 MC’S & 1 DJ”辺りまで独自の観点でチョイス。
まったくそんなイメージがないAPACHE”GANGSTA BITCH”、NAS”THE WORLD IS YOURS”、ERIC B & RAKIM”JUICE(KNOW THE LEDGE)”、PETE ROCK & C.L. SMOOTH”GO WITH THE FLOW”やらまでピックアップされてると、改めてそういう聴き方をしてみようかなって気になったりして、ちょっと新鮮な感じ。
日本語ラップでは、1STアルバム「SUPER HARD」な頃のラッパ我リヤのインタビュー(セルフ楽曲解説付き)もけっこう読み応えあります。
途中、TWIGYのソロデビュー作「AL-KHADIR」の広告(竹藪バージョン!)が挟み込まれてて、コレも渋い!

この辺りの広告デザイン(写真)は、アナログとかCDのジャケのアウトテイクを使ったものが多かった印象ですがコレは違って、専用で撮影したのかな?
余談ですが、DJ BEN THE ACEと編集部の距離が近かったのか(?)、当時のSPELLBOUND RECORDS作品はインディーなのに、MUROソロのキャリア初期作ほか、FRONT誌にはきっちりカラーでコンスタントに広告打ってて。
と言うか、同時期の他の日本語ラップ作品もかなりの高確率で告知広告が掲載されていたりもするんで、当時のFRONT誌の業界内影響度の高さが窺える気がします。
DEV-LARGE連載 – THE WORLD OF BUDDHA BRAND

DEV-LARGEの連載コラム「THE WORLD OF BUDDHA BRAND(COREすぎるコワすぎるズルムケな男の世界)」では、当時の日記的な覚え書きが色々してあって、その中に興味深い記述が…!
8月10日
FRONT – OCTOBER 1998
エイベックスで大神のミーティング。今年中にエル・ドラドからアナログが切れそうだ。
…出てないねぇ。
もしこれがうまく進んで、”大怪我”以外に大神の作品がリリースされていたとしたら、ちょっと面白かった気はしますね。
当時はCUTTING EDGEでレーベルメイトだったこともあり、BUDDHA BRANDとSHAKKA ZOMBIEメンバーがシャッフルしてよく地方にも営業で回ってたみたいだし、けっこう現実味のある話だったんじゃないかとは思えるだけに残念。
コラム内で「今月の一枚」としてDRAMATICS「WHATCHA SEE IS WHATCHA GET」を挙げていますが、BUDDHA BRAND”FUNKY METHODIST”で使用していた”IN THE RAIN”の紹介はサラリと流しています。
あと、NIPPSの提案で「BUDDHA RADIO SHOW」ってタイトルのミックステープを共同で制作する予定とあるのが、2005年頃に計4作が出回った「STINKY ASS BUDDHA PORNO FUNK RADIO SHOW」シリーズのことだとすると本誌が98年10月だから、構想~発表まで7年ぐらい掛かってることになりますね。
さすがに、これは難産過ぎだわ…。
ロゴはこんな感じ。

最後に、別にいいけど「BEATS, RHYMES & CUTS!」と、終盤のヒップホップ/R&Bの5枚のページに誤植有り。
すごく濃い内容なんで、編集に手が足りなかったのかな。
裏表紙(内側)はこんな感じ。
OZROSAURUSの記念すべきデビューシングル”BAY BLUES”のFUTURE SHOCKからの12″の広告!
CDのジャケでは半分になってたピエロ絵が、原画は一枚絵だったってことで。


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