GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE”FLASH IT TO THE BEAT”(LIVE) – 声ネタ(日本語ラップ)【7】

GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE_FLASH IT TO THE BEAT
FUSION BEATS VOL.2

GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE”FLASH IT TO THE BEAT”(LIVE)(????)

前回紹介盤からの繋がりで、MURO~MICROPHONE PAGER関連で暫く更新します。
“CONCRETE JUNGLE”同様、DJ BEN THE ACE主宰のSPELLBOUND RECORDSからリリースされたMURO”XXX-LARGE PT.2″(1997)はタイトル通り、”XXX-LARGE”シリーズの第2弾でDEV-LARGEと、まだ当時ソロデビュー前だったGORE-TEXが参加したクラシック。
12″/CDバージョンとは異なるDEV-LARGEの未発表ヴァースがアナウンス無し(!)で、サブスクに一時解禁されたことが局地的に話題を呼んだ件は以前に紹介済み。

こちらでは、フックで繰り返されるGRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE”FLASH IT TO THE BEAT”のライブ盤の開始早々の一節。
SUGARHILL盤のスタジオテイクにも含まれているラインではありますが、ブートレグで録音状態が非常に悪いながらも、そんな質感を含めて声ネタとして使用されるのはやっぱりBOZO MEKO盤のライブテイク!

So you wanna be a MC, huh?

MURO XXX LARGE PT.2 DEV-LARGE

サッカーMC的な切り口でのセルフボーストな各人のヴァースとも、しっかりハマッてます。
余談になりますが、冒頭のMUROのアカペラはMANTRONIX”FRESH IS THE WORD”のMC TEEの冒頭の一節の替え歌なんで、オールドスクールの古典的クラシックのダブル使いになっています。

また、GRANDMASTER FLASH & THE FURIOUS FIVE”FLASH IT TO THE BEAT”(LIVE)は、日本語ラップのTHA BOSS”SEE EVIL, HEAR EVIL, SPEAK NO EVIL”(2015)のフックでも中盤以降、執拗に繰り返されるフレーズが大々的に使用されたことも有名。

Zulu!Gestapo!

THA BOSS_IN THE NAME OF HIPHOP_表
THA BOSS_IN THE NAME OF HIPHOP_裏
0:00~

他にも、MAKI & TAIKI”バスドラ発~スネア行”(1996)のフックでも冒頭のフレーズが使用されています。

Listen to this, just listen to this
Just listen to this, just listen to this

それ以外でもKRUSH POSSE”CHAIN GANG”、STUTS”RENAISSANCE BEAT”辺りでもアクセント的に使用される等でもお馴染みのはず。

元々、本国ではSHOWBIZ & AG”SOUL CLAP”、GANG STARR”YOU KNOW MY STEEZ”をはじめ、ULTRAMAGNETIC MC’S”FUNKY”、DE LA SOUL”STONE AGE”/”LONG ISLAND WILDIN'”、DJ SHADOW”THE NUMBER SONG”他、多数の楽曲で使用された声ネタの宝庫なんで、ご多分に漏れず日本語ラップでも、という感じでしょうか。

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